【会長の経歴及び持論】
《職歴》
1969年~1976年:大日日本電線(株)(現三菱電線(株))に勤務し、巻線の研究開発に従事。
1976年~1991年:国内企業に勤務。
1991年~1994年:機械系の特許事務所に勤務し、機械系の案件を担当。
1994年~1998年:電気系の特許事務所に勤務し、電気系の案件を担当。
1999年~2021年:神戸最大手の特許事務所に勤務。この間の経歴及び主要な実績は、以下の通り。
<経歴>
1999年:弁理士登録。
2000年~2014年:電気グループ等のグループリーダ。
2006年~2014年:パートナー及び副所長。
2015年~2021年:役員定年により顧問。実質的には実務に専念。
<主要な実績>
大手電機メーカーの燃料電池について、開発段階から実用化までの期間に渡って、発明の権利化を、主要担当特許事務所のグループリーダとしてサポートした。
大手ロボットメーカのロボットについて、発明の権利化を、主要担当特許事務所のグループリーダとしてサポートした。
《特許実務のエキスパート》
この特許事務所におけるグループリーダ及び副所長在任中も、プレーイングマネージャーとして実務を継続しました。従って、知財業界に身を置いてから31年間、途切れることなく特許の実務に従事しました。また、この特許事務所は、係争関係の事案が多く且つ外国出願が多い事務所であったことから、色々な種類の事案に関する特許実務を経験することができました。このような実務経験を積むことによって、特許実務において、圧倒的な経験値があり、それを活かすことができる熟練者(特許実務のエキスパート)の域に達することができたと自負しています。
《特許実務で培った信念》
<その1>
弁理士の実務能力の根幹を成す能力は、1つが問題点を把握する能力であり、もう1つが問題点に対応する能力である。これら2つの能力の優れている者が、実務の質が高く且つ処理も早い。従って、高品質なサービスとリーズナブルな料金とは両立する。
<その2>
弁理士の実務は多種多様であり、事案毎に異なる問題点の把握及び把握した問題点への対応が求められる。従って、弁理士は、そのような実務を実際に経験することによってのみ、それらの能力を会得することができる。また、難しい事案では、とことん突き詰めて初めて問題点の打開策が得られる場合がある。そのような場合、知恵の限りを尽くす必要がある。従って、弁理士としての実務能力は、創意工夫しながら実務経験を積むことによってのみ向上する。
<その3>
進歩性の大きい画期的な発明は例外であり、一般的には、進歩性の小さい発明が多い。明細書の記載が通常のレベルであれば、進歩性の小さい発明は、中間処理への対応の如何によって権利化の可否及び権利範囲が決まる。従って、発明の権利化には中間処理が重要である。
《我が事務所について》
リーダーシップのシンプルな在り方は、率先垂範です。我が事務所は、特許実務のエキスパートが率いていますので、高品質で且つリーズナブルな料金のサービスを提供できます。また、難しい案件の中途受任を歓迎します。
我が事務所は、特定のクライアントを持たない状態で開業したため、現在、弁理士2名ですが、クライアントを獲得することができ次第、弁理士4名の体制に移行します。最終的には、専門能力を体現するのに適した弁理士10名程度の規模にすることを想定しています。